仕事で活用できるExcel

[Excel]クエリを更新した時に、列の幅を変更させない方法

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おぎ
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今日はExcelの話。
クエリのデータ更新をした時に、列の幅を変えない方法について書きます。

Excelの「クエリ」機能

僕は、Excelの機能の中でも「クエリ」 がお気に入りです。
Excelにおけるクエリとは「他のデータベースから必要な情報だけを取得する機能」です。

・複数のデータベースからデータを取得する
取得したデータ同士を結合する
といったこともできるので、データの整形にも役に立ちます。

使い方の細かい解説は省きますが、だいたい以下のように使います。
今日の話は⑤が関係します。

①取得元のデータを指定する。
②必要な情報を指定する。(列を加えることもできる)
③読み込み先のセルを指定する。
④読み込む。
⑤データ更新する
(取得元のデータが更新されていれば、ボタンひとつで取得先も更新できるスゴイ機能

クエリは帳票と組み合わせても便利

クエリと帳票を組み合わせる

クエリは複数のExcelデータから情報を集めることができるので、請求書等の帳票と組み合わせると、明細を作れて便利です。

明細部分にクエリを仕込むと、「●月中の、請求先が●●商事のデータのみ」といった感じでデータを取得できる

これは結構便利なのですが、クエリのプロパティを変えておかないと、データ更新するたびに列の幅が変わってしまうという問題がおきます。

こんな感じで列の幅が変わる

クエリのデータ更新時に、列幅を変えないようにする設定

列幅の変更を防ぐためには、クエリのプロパティから、「列の幅を調整する」のチェックをはずします。変更したいクエリ自体をクリックするか、クエリの範囲が含まれるセルを選択してから、下記画像の通りに操作します。

この状態なら、データ更新をしても、列の幅は変わりません。

これで、帳票を壊さずにデータ更新できます。

おわりに

Excelのクエリ機能は、定型的な業務を大幅に効率化できる可能性があるので、ぜひ知っておきたい機能です。

今日ご紹介したように、帳票と組み合わせて使うこともできます。

クエリについては、『Excelパワーピボット 7つのステップでデータ集計・分析を「自動化」する本(鷹尾 祥)』の解説が詳しいので、仕事でExcelをさわる方は、ぜひ読んでくださいね!

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