Excelで、休日を除く翌営業日を求めるときにはWORKDAY関数が使えるのですが、この関数は前営業日を求めることもできます。
WORKDAY関数で前営業日を求める方法
以下の関数を入力します。
=WORKDAY(指定日付+1,-1,祝日の日付リストの範囲)
「指定した日付の翌日から起算して、一日戻すときに営業日かどうか判断する」という処理をしています。
作例「ある日付が休日であった場合に、前営業日の日付を自動で入れる」
私の仕事の中で役に立った例です。入力した関数は下記の通りです。
式は、
=IF(OR(WEEKDAY(B2,1)=1,WEEKDAY(B2,1)=7),WORKDAY(B2+1,-1))
「指定した日付が土日なら、前営業日の日付を入力する」です!
B2となっている部分は、必要に応じて他のセルを指定したり、Today関数を入れてください。
あとは、WORKDAY関数に休日の設定と、IF関数に条件が偽の場合の処理を指定すればバッチリです。
余談 日付の表示方法について
ちなみに、私は西暦表示と曜日を同時に表示するのが好きです。便利ですから。
でも、日付の表示形式の中には、日付と曜日を同時に表示するプリセットがありません。
ですので、日付表示に曜日を加えるには、セルの書式設定(該当セルを指定してショートカットキーCtrl+1)からユーザー定義を設定する必要があります。
といっても、日付の後ろに「aaa」と入れるだけです。()で綴じてあげるとイイ感じです。
まとめ
WORKDAY関数は日付系関数の中でも使い勝手が良く、応用が効きます。
ガンガン使っていきましょう。