<読書記録>人を動かす[超]書き方トレーニング

読書

苫米地英人さんの『人を動かす[超]書き方トレーニング』を読みました。
最近、身近なところで、論理的にものごとを伝える技術を学びたいと感じたからです。
(仕事でもプライベートでも、話がうまく伝わらないと辛いですよね?)

 

実際、この本を読んでから、話がわかりやすいと言われるようになったので、選んでみて正解だったと思います。
僕のように、今まで「わかりやすく文章を書くための本」を読んでも上手くいかなかった人に、
本書をオススメします。

 

『人を動かす[超]書き方トレーニング』はどんな本か

『人を動かす[超]書き方トレーニング』は、文芸以外の一般的な文章の書き方に重点が置かれた本です。情報を論理的に伝える手法が主となります。

注意が必要なのは、文章力を上げるのが目的な人には合わないということです。
文章力よりも、文章の実質的な中身について書かれています。

なお、苫米地英人さんの本は、共通して使われている用語があります。
(スコトーマ、臨場感、ホメオスタシスなど)
これらの用語の意味を把握しておくと、本の内容の理解もしやすくなります。
苫米地英人さん自身がYOUTUBE等で解説をしています。
YOUTUBEへのリンク→ https://youtu.be/JsAWpNinKPQ

 

本書の目玉は「チャート式トレーニング」

チャート式トレーニングとは、ある議題を出発点に、いくつかのステップを経て
主張する結論を導くための手法です。
この手法の面白いところは、自分の想定を上回る結論を導くことができる点です。
想定以上の結論を導くことができるということは、多くの人にとって盲点となることを主張できるということです。これは、人を動かす文章に必要な要素です。

 

書くことの基本が身につく

本書では書くことの基本について第2章、第3章で紹介されています。
参考になったものの一部を紹介します。

  • 名文を書く必要は無く、大事なのは文章の内容(本当に自分が伝えたいこと
  • 再現性のある文章が良い文章。再現性があるとは、「後でもう一回読まれることを意識していること」
  • トゥールミンロジック
    (トゥールミンロジックは、論理的な主張をする方法のひとつです。トゥールミンロジックだけで一記事書けそうなので、ここでは割愛します)

この本の内容自体が、上記の書き方の基本にしたがって書かれているので、
2回読むと自然と復習になります。

また、書くことと読むことは表裏一体なので、文章を書く方法はそのまま読む方法にも使えます。
『人を動かす[超]書き方トレーニング』の中では、新聞記事を例に、良くない文章はどういうもので、良い文章にするためにはどうすれば良いかが解説されており、分かりやすいです。
(一つの文章の中に複数の結論を入れない等)

 

スコトーマ、臨場感、ホメオスタシス等の解説は最小限

本書では、苫米地英人さんが多用する言葉(スコトーマ、臨場感、ホメオスタシスなど)についての解説は最小限です。僕は、苫米地さんの別の著書でこれらの概念を知りましたが、自分なりに咀嚼するのに2日ほどかかりました。

できれば、『人を動かす[超]書き方トレーニング』の前に苫米地英人さんの解説動画を観るか、『努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方』あたりを読むと、本書の内容がすんなり頭に入るのでベターだと思います。

 

書き方の基本、チャート式トレーニングを実践するだけでも
伝わりやすくなる

この本に書かれた書き方の基本やトゥールミンロジックを実践するだけでも、
物事を人に伝わりやすくできるようになります。
「自分が伝えたいことは何なのか」がわからないときも、チャート式トレーニングで
伝えたいことを整理することができます。

文章力を上げる本ではありませんので、文法や修飾語の配置について学びたい人には向きません。ですが、大切なのはやはり「相手に伝わること」ですので、その点で悩んでいる人にはオススメです。

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