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誡子書

かの諸葛孔明が自らの子孫に対し残した誡子書(かいししょ)というものがあります。

恥ずかしながら、私は今更になってこの書の存在を知ったのですが、とても良いことが書かれていましたので、紹介したいと思いました。

 

誡子書

 

夫君子之行、静以修身、倹以養徳。
非澹泊無以明志、非寧静無以致遠。
夫学須静也、才須学也。
非学無以広才、非志無以成学。

 

優れた人は静かに身を修め、徳を養う。
無欲でなければ志は立たず、穏やかでなければ道は遠い。
学問は静から、才能は学から生まれる。
学ぶことで才能は開花する。志がなければ学問の完成はない。

 

 

この後にも続きがあり、学ぶことの意義を伝えています。

諸葛孔明は強大な智を誇ったことで有名ですが、同時に清廉で忠義を重んじた人物として知られています。誡子書の内容は、常日頃から公明が自分に言い聞かせ、実践していたことなのだろうと感じさせます。

 

本当に、古人の言葉は重く、深みがあります。

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