書評『読書をお金に換える技術』★★★☆☆Helpful!

読書

読書の醍醐味は、読んだ内容を実践することにある。
今日は「実践を前提とした本選び」に役立つ本を紹介する。


「読書をお金に換える技術」とは

著者が提唱する「読書をお金に換える技術」とは、

「読書して新しいことに挑戦 → 失敗して人と交流 → 知識を得て、本に戻ってくる」というサイクルを繰り返し、自分の能力を上げること

である。

本書はこれを前提として、以下について記載している。
 ・本をどう選ぶか
 ・本のどこを参考にするか

本をどう選ぶか

実行に移しやすい本を選ぶ

実践を前提とした場合、「わかりやすい」ということが大事になる。
したがって、以下のように本を選ぶ。
 ・むずかしい原著よりも、わかりやすい類似本や漫画版
 ・具体例が豊富

『7つの習慣』『人を動かす』などのベストセラーを、漫画版で読むといったことが効果的だ。雑誌の特集も、図が豊富でわかりやすく、狙い目になる。

ベストセラーを選ぶ

ベストセラーは当然多くの人に読まれている。それだけ分かりやすいとか、参考になるといった要素があるのだ。

しかし、ベストセラーの中でも、個人の成功体験を元にしたものは注意が必要だ。個人の成功体験は、それ自体がめったに起こらないことであったり、幸運に支えられていることがある。
気づきを得ることは大事だが、その成功の成り立ちに目を向けることも大事だ。

一冊にすべてが詰め込まれている必要はない

本を選ぶときは、できるだけ一つのテーマが深く掘りさげられたものを選ぶほうが良い。
テーマが増えるほど、著者の言いたいことは見えにくくなり、気づきも得にくくなる。範囲を広げるよりも、深く掘りさげる方がわかりやすいのだ。
長く成功する著者ほど、多くの本を書いているのは、こうした理由がある。

実は、本書で私に一番刺さったのはこの部分だ。
ブログで情報発信などをしていると、短い間にたくさんのことを詰め込みたくなる。長期的な視点で深く掘っていくことが大切だ。

本のどこを参考にするか

気づきを得たページに付箋をはる

読書をしていて気づきを得たページには、付箋を貼ることを著者は推奨している。付箋を貼ると、
 ・いくつの気づきがあったのかすぐわかる
 ・気づきを得たページにすぐアクセスできる
 ・後から読み直した時、理解したことなら付箋を外すことができる

3番めの「後から付箋を外すことができる」ということが大事だ。
これは、「その気づきは身についた」ということに他ならないからだ。
こうした感触を多く得ることが、本書でいう「読書をお金に換える技術」である。

著者自身を参考にする

著者のプロフィールは、成功する要素の塊である。 「MBA」 「東大」「マッキンゼー」など、どういった要素が世の中にウケるか反映している。

こうした要素を観察すると、自分のブランディングに役に立つ。
これからの時代は、「自分のブランド力を上げること」が必要だ。
もちろん書いてあることだけでなく、「なぜ大学名が無いのか」といったように書いてないことについて、理由を考えることも大事だ。

終わりに

本書は主に「本の選び方、読み方」の本なのだが、同じくらいセルフブランディングの参考になる。読書と同じくらい、自分の価値を高めることも大切だ。

本所は両方について気づきを得ることができる。
気になったら目を通してみてほしい。

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