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コロナウィルスで家族を喪って思うこと

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おぎです。

今日は非常に悲しい出来事がありました。

インドネシアに住んでいた私の義母が、コロナウィルスにより亡くなりました。

あまりに突然の別れだったので、まだ実感がありません。
できることはただ、思い出を振り返ることだけです。

私は国際結婚なので、結婚前に一度妻の母国へ挨拶に行っています。

その時、私のたどたどしい言葉を聞きながら結婚に対して「OK」と答えてくれたのが義母でした。
その後、とても美味しい料理を振る舞ってくれたことや、会うたびにいつも声をかけてくれたことが忘れられません。とても優しい母でした。

そんな義母が突然、しかも、コロナウィルスによって亡くなるなんて信じられません。

決して不注意があったわけではなく、6月に義母はインドネシアでワクチンを受けていました。
しかし、その時には既にコロナウィルスに感染していたようです。
ここ数日で急激に容態が悪化、呼吸器が必要な事態となり……そして帰らぬ人となりました。

亡くなってから半日もしないうちに、納棺が行われました。もう顔を見ることも叶いません。

私達、遺族にとってはあまりに突然で、隔絶された別れでした。
今日ほどコロナウィルスを憎く感じたことはありません。

インドネシアは現在、コロナウィルスに関してはASEANの中でも最も脆弱な状態です。
(下はnewsweekの関連記事)

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現地は変異株の感染が拡大し、病床はまったく足りず、混乱しています。

でも、混乱しているのは日本も同じです。
ワクチンの是非が日々議論され、オリンピックは迷走し、情報は常にモヤのように漂っています。

私が今、周りに伝えたいことは、そんな情報に惑わされず、
自分が大切だと想う人に「今」想いを伝えてくださいということです。

情報のモヤで、大切な人を見失ってはいけない。
ワクチンを受けようが受けまいが、決定的な変化は起こるのかもしれないのです。
その時になってからでは、遅いです。

大切な人には今から、毎日でも、何度でも、想いを伝えましょう。

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