国学院大学の厚生寮は、箱根と軽井沢の2カ所にあります。
このうち、箱根の「叢隠寮」を使う機会があったので、その使い方を備忘録代わりに記録しておきます。主に大学HPの補足であり、卒業生が使用することを前提に記述しています。
(大学HPでの案内も少ないので、詳細は事前に問い合わせる方が無難です。
HPはこちら▶︎ https://www.kokugakuin.ac.jp/student/lifesupport/p9 )
1.場所
【徒歩で向かう場合】
寮は箱根ロープウェイの姥子駅から徒歩で30分ほどの所にあります。
姥子駅からはずっと下り坂で、最後の数分間だけ上り坂となります。
歩道がなく、夜間でも車の通りが多い道なので、必ずライトを使用して下さい。
【バスで向かう場合】
最寄りのバス停は「温泉荘」です。
パレスホテル箱根の北側にある階段から坂を登って行きます。こちらも暗い道なので足元には十分気をつけて下さい。
※箱根は17時を過ぎるとタクシー以外の交通機関が動かなくなるので、その点も注意が必要です。
2.使える人
大学教職員の他、卒業生。また、その家族や同伴者。
3.申し込み方法
利用日の前月1日から申し込みできます。
私は事前に空室を電話で確認した後、大学の人事課窓口に行って申し込みました。
(卒業生であることの証明は要求されませんでした)
4.宿泊費
院友、その他…大人1泊2食付1部屋5,000円。
→(2021年1月16日)院友は9,000円となりました。
箱根のホテルはどこも2万円くらいするので、5,000円は破格の値段といえます。
宿泊費は申込みの時に支払います。原則として、宿泊は2泊までです。
5.食事
夕食、朝食とも和食でしたが、地元の魚や野菜が使われていて非常に美味しかったです。
ご飯もたくさんいただけるので、たくさん食べる人がいても安心です。
ちなみに、夕食が刺し身、朝食が焼き魚でした。
飲み物はビールなどがあり、朝にはコーヒーもいただけました。
5.温泉
白濁した温泉が楽しめます。半地下となっており、かなり静かです。
広さは10平米くらい。落ち着いて一日の疲れを癒やすことができます。
6.部屋
少し古めの印象ですが作りはしっかりしており、寒いとか響くといったことはありませんでした。イメージ的には「少し古い田舎のお家」といった感じでしょうか。トイレだけは古いです(笑)
浴衣はありますが、タオルの備え付けはありません。タオルと歯ブラシのセットは寮で買うこともできます。
なお、天気が良ければ富士山が見えます。
7.その他
囲碁盤、雑誌、テレビがあるので退屈することはないと思います。
また「叢隠寮」は管理人さんがお二人いらっしゃいましたが、お二方とも親切で良い方でした。
非常に割安で泊まれるので、卒業生はうまく利用するといいですよ!