先日、がん検査を受けました。アミノインデックスです。
今日はこの検査を受けた感想を書いていきます。この検査を受けようか迷っていたり、メリットあるの?と考えている方の参考になれば幸いです。
僕は30代前半、健康診断はいたって健康で、いままで大きなケガや病気をしたこともありません。
でも子どもがいるし、もし大きな病気があったら嫌だなと思いつつ、いきなり人間ドックや内視鏡検査を申し込む気にもなれません。
そこで、簡易的にがんのリスクを調べて必要性を感じたら、大きな検査を受けようと考えて、今回のアミノインデックス検査を受けることにしました。
アミノインデックスとは



アミノインデックスは味の素が提供しているサービスです。
血液のアミノ酸のバランスをみることで、ガンをはじめとした疾病のリスクを判定(高・中・低の3段階)することができます。
検査費用は25000円です。ちょっと高いかな。
似たような検査は他にもマイクロRNAとか、N-NOSE等がありますが、ガン以外の心筋梗塞リスクや認知機能リスクなどを調べられるのは多分これだけだと思います。
検査できるガンの種類は、胃、肺、大腸、膵臓、前立腺、乳腺、子宮・卵巣です。
ただし、あくまでリスクを判定するものであって、ガンの有無を調べるものではありません。
リスクが高いとされても、内視鏡検査などを受けないとガンかどうかはわかりませんし、リスクが低いとしてもガンでない保証はありません。
この点は注意が必要です。
実際のところ、受けてみてどうなのか



この検査を受けた感想を率直に言えば、「人によってはメリットありだな」でした。
というのも、僕はすべて「リスク低」で何事もなく終わったのですが、一緒に受けた妻はいくつかの項目で「リスク高」となり、その後の内視鏡検査を保険適用で受けられたからです。
内視鏡検査は自費の場合、ポリープ切除などを含めると6万~10万円ほど費用がかかるため、これを保険適用で受けられるのはメリットです。
結果的に妻は、アミノインデックス25000円を受けたことによって、内視鏡検査を自費で申し込むよりも数万円安い値段で検査することができました。
内視鏡検査の結果も良好で、ガンはありませんでした。アミノインデックスはあくまでリスクをはかるもの、というのがよく分かった結果です。
今回は妻が一番、得をした形かもしれません。
これだけで判断せず、他の診断と組み合わせるべき
ちまたでは、アミノインデックスをはじめとしたガンのスクリーニング検査は意味がないとする記事もあります。
ガン検査という性質上、メリット・デメリットは結果に大きく左右されます。
だからこそ、人によって意見がまっぷたつになってしまうのだと思います。
しかし、僕の妻のようにメリットがある例もありますし、僕自身もリスクを可視化できたことは意味があったと思います。これまで続けてきたような健康的な生活を、これからも続けようと思えたからです。
もしあなたが金額面で、ガン検査を迷っているのでしたら、受けてみることをオススメします。