先日、PrimeReadingで読んだ『1440分の使い方』が良いよ!って記事を書いたばかりですが、またまたいい本を見つけてしまいました。
『朝のコーヒー、夜のビールが仕事をつくる』
タイトルを見てすぐに読みました。なにを隠そう、僕はコーヒーとビールを毎日欠かさず摂取しているのです。(コーヒーに関しては摂取しないと具合が悪くなるほど)
この2つの飲み物は健康をテーマにした本で話題にあがることが多いです。
インターネットでは毎日のように、「コーヒーを飲むと○○のリスクが下がる/上がる」「ビールは太る」「ビールは○杯以下ならかえって健康に良い」といった記事が配信され、「どっちだよ!」ってツッコみたくなります。
本書では、それぞれの良い効果を最大限に活かす飲み方や、量について書かれています。今回は僕にとって目からウロコだった部分を紹介します。
コーヒーを飲んでいい時間帯は9:30~11:30、14:00~17:00まで
コーヒーを飲むタイミングは、覚醒に作用するコルチゾールの分泌量にあわせるのがベストです。不適切な時間にコーヒーを摂取すると、体の覚醒をかえって妨げてしまいます。
また、カフェインは6時間以上体に残るので、夕方以降にコーヒーを飲むと眠りが浅くなります。
空腹状態でコーヒーは飲まない
コーヒーに含まれるカフェインには、アドレナリンの分泌を促す効果があります。アドレナリンには覚醒効果の他に、糖質の分解を助けるインスリンを抑制する効果があります。
つまり、空腹状態でコーヒーを飲んだ後に糖質の多い食事を取ると、高血糖状態になりやすくなります。高血糖状態は集中力低下を招き、仕事のパフォーマンスを低下させます。
コーヒーの一日の摂取量はコーヒーカップ4杯まで
アメリカ食品医薬品局(FDA)の基準では、一日のカフェイン摂取量の目安は400mgです。これをコーヒーに換算すると、一日4杯程度となります。
ちなみに僕は500mlのペットコーヒーを午前と午後の2回飲んでいたので、これは間違いだったということになります。(でも僕と同じことをしている人、いますよね?)
「とりあえずビール」は科学的に正しい
ビールはアルコール度数が低めなので、アセトアルデヒドの分解能力が低いとされる日本人には最初の一杯として最適です。特に、一口程度を飲んでから3分待つと、肝臓の処理機能が高まり、酔いにくくなります。
なお、コーヒーとビールは適切な水分摂取をしなければ、かえってパフォーマンスを下げてしまう飲み物でもあります。したがって、本書では「一日3リットルの水を飲むこと」「ビールを飲むときは同じ量の水を飲むこと」などが推奨されています。コーヒーとビール、どちらも素晴らしい飲み物ですので、効力を最大限活かしていきたいものです。
この本はそれほどページ数も多くないのでサクッと読めるでしょう。気になった方はPrimeReadingなら無料で読めてしまいますので、今すぐ読んでみることをおすすめします。
あなたのコーヒー&ビールライフに幸あれ!