子育て・育児

子どもが赤ちゃん返りした時は不安に寄り添ってあげよう

子育て・育児

子どもの赤ちゃんがえりに困ったことはありませんか?

今まで出来ていたことを「できない」と言ってやらなくなってしまったり、
急にわがままになったりして子どもっぽく見えてしまったり。
(子どもなんですけどね)

色々できることが増えてきて、信号や規則的な生活などの
ルールを覚えてくる時期に赤ちゃん返りをすると、
親としてはルールを守れない子になってしまうのではないかと、不安になりますよね。

今、私の3歳の子どもも、赤ちゃん返りをしています。

私は赤ちゃん返りに対する経験がなかったので、
このままではルールが守れなくなるのではないかと叱ってみたり、
「ルールを守らないのは嫌だな」と伝えたりしていました。

それでもあまり状況が良くなることはなく、
子どもよりも、自分自身の方が疲れていきました。

困っていた時にふと、以前読んでいた『子育てハッピーアドバイス』を思い出して、
改めて読みました。

今回は『子育てハッピーアドバイス』の赤ちゃん返りに関する記載で
少し心が軽くなった話です。

子どもの心は、甘えと自立を繰り返して大きくなる

まず、大切なことは、
子どもの心は甘えと自立を往復することによって成長するということ。
子どもの言葉で言えば、甘えとは「やって」、自立とは「自分で」です。

子どもは意欲が出てくると「自分で」と言って物事に挑戦するようになります。

自分で!

でも挑戦してみると、初めてのことばかりですぐに不安になります。
不安になってくると、自分を守ってくれる人に甘えて安心感を得ようとします。

十分に安心感を得られると、「自分で」と言って、
また新しいことに挑戦しようとします。

成長のサイクル

安心感を得て意欲が湧き、「自分で」と挑戦する

挑戦している中で未知のことに出会い、不安になる。

自分を守ってくれる存在に甘えて、安心感を得る。
また意欲が湧き、挑戦する。

これが子どもの成長の基本です。
そして赤ちゃん返りも、全く同じ仕組みです。

赤ちゃん返りは、なにか子どもにとって不安なことがあるために
安心感を得ようとする行為なのです。

安心感を与えることは甘やかすことにはならない

赤ちゃん返りの不安になるものの原因は様々です。

大きな災害が原因のこともありますし、保育園でのちょっとした出来事や、
新しい家族を迎えることが原因のこともあります。

ただ、赤ちゃん返りが不安からくるものである以上、
親にとって出来ることは安心感を与えてあげることです。

安心感の与え方は子どもによって異なります。

子どもによっては一緒に遊ぶのが好きかもしれないし、
いつも楽しんでいるアニメを一緒に見たいかもしれません。

ただ、どの子どもでも、大きな安心感を得られる方法があります。

それは、抱っこしてあげることです。

抱っこが一番

子どもの五感の中でも、触感は大きなインパクトがあります。

「あなたはそのままで良い」ということを、言葉だけでなく
抱っこで伝えてあげると、子どもにとっては大きな安心となります。

安心感が得られれば、子どもはまた成長して、自立していきます。

子どもはあなたを困らせるために赤ちゃん返りするわけではない

とはいえ、抱っこしたからといって
すぐに赤ちゃん返りが治るわけではありません。

それでも大切なことは、子どもはあなたを困らせるために
赤ちゃん返りをしているわけではなく、子どもだってパパママの笑顔が
好き
だということです。

赤ちゃん返りの対応は、とても体力のいることです。

体力が減ってくるとこうした基本的なことを忘れて、
子どもが嫌になってしまうこともあります。

そんな時にこの事を思い出すことができれば、子どもに少し優しく
接することが出来るのではないかと思います。

終わりに

今回は『子育てハッピーアドバイス』から、赤ちゃん返りについて書きました。

この記事で書いたこと

・子どもは「自立→甘え」のサイクルで成長する

・赤ちゃん返りは、子どもに「不安」からくる

・赤ちゃん返りした子どもには、安心感を与える

現在進行系で赤ちゃん返りは継続中ですが、この部分を読んでから
心理的には楽になりました。

やはり、育児書は事あるごとに読むべきです。
『子育てハッピーアドバイス』が気になる方はリンクを貼っておきますので、
ぜひのぞいてみてください。

育児書としてはライトな内容ですが、とても大事なことが書かれています。
あと漫画が癒やされます。

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